こいのおくすり
 
部屋に入ったかと思うと突然虎太郎にキスをされる。

「こたろ…っ…」

「誰が、誰と結婚するって…」

「へ…?」

虎太郎…怒ってる…?

「んで、日花璃は俺より爽が好きなんだ?」

「ちっ…違っ…」

「じゃあ俺は何番?」

「そ、そんなの…」

一番好きに決まってるじゃない…

爽と同じくらい好きに決まってる…

「あ、爽と一緒はナシな。」

「う…」

「日花璃は俺より爽がいいんだ?」

「なっ…」

虎太郎は一体何を言ってるの…?

「もう、爽はあたしたちの子供だよ?子供にヤキモチ妬いてどーす…んっ…」

最後までいいきる前に唇をふさがれた。

そしてそれはもっと深くなっていく…

「俺はこんなに日花璃のこと愛してるのに、伝わらないわけ?」

「ううん!分かってる!とっても分かったから…っ」

「まだまだ伝えきれてねーよ。続きはベッドの上で教えてやる。」

「なっ…/////」

そう言われてお姫様だっこでベッドにつれていかれた。


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