【ドラマ】ぽっちゃり刑事  ~僕のぽっちゃり彼女~
「よっこらせっと!!」


ゴンッ。


屋根裏を抜け三階の部屋に人が降りた、
そう、まさしく怪盗コアラだ。


「けっこう金目のものがあったな、
これでまたベッドや車椅子が買えるぞ。」


そう言いながら隣の部屋に移ろうとした時、


「待ちなさい!!」


「んんっ!?」


コアラが振り返ると、そこには銃を構えた
ミニスカポリスの亜由美が立っていた。


「おっと見つかったか。」


「さぁ、その壁に伏せなさい。」


亜由美の言うとおり大人しく
壁に伏せるコアラ。



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