禁断の恋はじめます
朝 啓吾からメールがきてた。


『朱奈も早く帰って来いよ』



『うん~早く帰りたいよ。』
私はそう返信した。


家に帰ったら私はこれから
啓吾を今までのように見られるかが
心配だった。


だっておにいちゃんなのに
見つめられてもあんなにドキドキするのに


実は他人だったおにいちゃんに

次に見つめられた時
私はドキドキして…
うつむいてしまうんじゃないだろうか


啓吾には絶対に知られちゃいけない


このことはパパとママが
啓吾に話すまでは
私も絶対に言っちゃダメ……


夢の中の啓吾だって
あんなに傷ついていたのに


 啓吾に抱かれてもいいのに



私からはそれを啓吾に
言ってはいけないのが……
切なかった。




啓吾に秘密を持った・・・・。



  可哀そうな啓吾……
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