禁断の恋はじめます
私は毎日 勇樹に会いに病院へ行った。

勇樹をうんと好きになる
いつか啓吾を追い越して…そしたら
恋が辛いなんて思わない。


勇樹は私が行くと
めっちゃ喜んだ。

その様子が私には嬉しくて…
愛されてる喜びを感じた。


勇樹と一緒にいることが私の幸せ
そう自分に言い聞かせた。


ある日 いつものように
病室に行くと三年のサッカー部員が
見舞に来ていた。


入りづらくてずらそうと思った時


「啓吾調子こいてる」と聞こえた。

私は足をとめてその会話を
聞くことにした。
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