禁断の恋はじめます
前田………
それは啓吾の父親が殺した男の妻だった。
ママへの電話で
「啓吾くん大きくなって彼にそっくりね……。
この間話かけた時 驚いたわ。
姿形…声まで彼を思い出したから…
あなたの友達って言う事にして
これからは殺人犯の息子さんに
自由に会わせてもらいたくて。」
そう言ったらしい。
「あの時の……」
パパも座りこんだ。
「まさかあの時のあの人だなんて……」
とうとう啓吾の決壊が崩れ始めた。
「啓吾にこれから…何が起こるんだろう…」
ママが泣き出した。
「あの子の中の自信と誇りが……
汚れないように……俺たちが守るしかない。
啓吾に……すべて話す時が来たんじゃないか?
間違ったことを知る前に……。」
「パパ・・・・・」
私は立ち上がってママを抱きしめた。
「ママ……私たちいったいどうなっちゃうの…」
不安で不安で……
幸せだったリビングに暗雲が立ち込めた。
それは啓吾の父親が殺した男の妻だった。
ママへの電話で
「啓吾くん大きくなって彼にそっくりね……。
この間話かけた時 驚いたわ。
姿形…声まで彼を思い出したから…
あなたの友達って言う事にして
これからは殺人犯の息子さんに
自由に会わせてもらいたくて。」
そう言ったらしい。
「あの時の……」
パパも座りこんだ。
「まさかあの時のあの人だなんて……」
とうとう啓吾の決壊が崩れ始めた。
「啓吾にこれから…何が起こるんだろう…」
ママが泣き出した。
「あの子の中の自信と誇りが……
汚れないように……俺たちが守るしかない。
啓吾に……すべて話す時が来たんじゃないか?
間違ったことを知る前に……。」
「パパ・・・・・」
私は立ち上がってママを抱きしめた。
「ママ……私たちいったいどうなっちゃうの…」
不安で不安で……
幸せだったリビングに暗雲が立ち込めた。