禁断の恋はじめます
いつものような試合の朝
パパは慌ただしく
ビデオのバッテリーを確認した。
「じゃあ…行ってくるね。」
啓吾の声がした。
「頑張ってね」
「頑張れよ」
パパママの声が聞こえた。
「朱奈~~啓吾出かけるよ。」
「いってらっしゃ~い!!!」
あえてリビングから声を出した。
今日 わかるね……。
啓吾の彼女が応援に来るから……。
そしたら言おう。
「キレイな彼女だね。
お幸せに~~~」
できるだけ明るく笑おう。
そして
勇樹と付き合ってることを
話して
祝福してもらおう。
軌道修正……
誰にも知られず
まともな人間に戻れる。
妹として
啓吾の恋を応援しよう。
パパは慌ただしく
ビデオのバッテリーを確認した。
「じゃあ…行ってくるね。」
啓吾の声がした。
「頑張ってね」
「頑張れよ」
パパママの声が聞こえた。
「朱奈~~啓吾出かけるよ。」
「いってらっしゃ~い!!!」
あえてリビングから声を出した。
今日 わかるね……。
啓吾の彼女が応援に来るから……。
そしたら言おう。
「キレイな彼女だね。
お幸せに~~~」
できるだけ明るく笑おう。
そして
勇樹と付き合ってることを
話して
祝福してもらおう。
軌道修正……
誰にも知られず
まともな人間に戻れる。
妹として
啓吾の恋を応援しよう。