禁断の恋はじめます
彼女は啓吾がボールを持つたびに
手を合わせた。
今日の相手はなかなか
手ごわい……。
今日引き分けたら
次の試合はないから
なんとか頑張ってほしい…
私もいつしか
試合に夢中になった。
ママが
「啓吾~~行け~~ぇ」
いつものように大声を出した。
隣の彼女と目があった。
彼女はうちらが啓吾の家族だと
わかったようで
私に頭を下げたから
私も頭を下げた。
ママはそんなことに
なってるとも知らずに
啓吾を応援し続けていた。
試合終了間際
勇樹が強引にドリブル突破をした。
思わず
「勇樹~~~!!!
決めろ~~~~ぉ~~」
私は飛びあがった。
その声が届いたのか
倒されそうな瞬間に
勇樹の強烈なシュートが
ゴールに吸い込まれた。
「キャ~~~~!!!」
歓声とともにホイッスル
勝利に喜ぶチームメイトたちが
勇樹を取り囲んだ。
そして終了の挨拶に戻る時
私の方を見て
拳を高く上げて
私を見て微笑んだ。
手を合わせた。
今日の相手はなかなか
手ごわい……。
今日引き分けたら
次の試合はないから
なんとか頑張ってほしい…
私もいつしか
試合に夢中になった。
ママが
「啓吾~~行け~~ぇ」
いつものように大声を出した。
隣の彼女と目があった。
彼女はうちらが啓吾の家族だと
わかったようで
私に頭を下げたから
私も頭を下げた。
ママはそんなことに
なってるとも知らずに
啓吾を応援し続けていた。
試合終了間際
勇樹が強引にドリブル突破をした。
思わず
「勇樹~~~!!!
決めろ~~~~ぉ~~」
私は飛びあがった。
その声が届いたのか
倒されそうな瞬間に
勇樹の強烈なシュートが
ゴールに吸い込まれた。
「キャ~~~~!!!」
歓声とともにホイッスル
勝利に喜ぶチームメイトたちが
勇樹を取り囲んだ。
そして終了の挨拶に戻る時
私の方を見て
拳を高く上げて
私を見て微笑んだ。