禁断の恋はじめます
積極的すぎて
勇樹はどう思っただろう


帰ってきて
私は考えていた。


女の子が自分から
あんなことして…よかったのかな


でも…
どうしてもそうしたかったから


啓吾への想いを
断ち切りたかったから…


逃げた…
ホントはそうなのかもしれない…



勇樹に救ってほしい


そう思っている。


彼女とあれから
どうしたのかな………。



近くでみると
なおのことわかった。


キレイな人だった………。
もともとないけど
問題外だけど……
ちょうどいいタイミングだったかもしれない



これでいいんだ。


これからは勇樹が

私の愛する人になる


「うん…そう……
それがみんなの幸せだもん…
しちゃいけない恋を
引きずってちゃいけないよね~」


私はカーテンを開けて
ベランダに出た。


「う~~星メッチャきれい~」


ベランダの椅子に腰かけた。


星がきらめく……


勇樹と一歩踏み出した
自分を応援してくれる?

そう星を眺めていた。
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