禁断の恋はじめます
「おにいちゃん」
前ならそう呼んだら
怒った啓吾が
怒らなかった。
その心の中はよく
わからないけど……
そう呼ぶことで
家族の絆が復活したような
気がした。
勇樹との火曜日は
相変わらず勉強をしながら…
何度もキスをした。
緊張で震えていた唇も
何度も合わせるたびに
キスにはいろんなキスがあることを知る。
「キス講座してるみたい…」
「朱奈…大好きだよ…。」
「私も……。」
大人の階段を
勇樹と一緒に探っている。
キスの先にあるものが
見えだしたけど
「朱奈は受験生だからな…」
そう言って勇樹は
教科書で自分の頭を
ふざけて叩く………。
「合格したら……
先生してくれたお礼に…
もうちょっと…だけ……
いいよ。」
「ホント!?うわ~ぁ
さ…勉強しよう……」
勇樹は真面目ぶってそう言った。
そんな勇樹が
大好きだって……
たくさんたくさん
募っていく………。
前ならそう呼んだら
怒った啓吾が
怒らなかった。
その心の中はよく
わからないけど……
そう呼ぶことで
家族の絆が復活したような
気がした。
勇樹との火曜日は
相変わらず勉強をしながら…
何度もキスをした。
緊張で震えていた唇も
何度も合わせるたびに
キスにはいろんなキスがあることを知る。
「キス講座してるみたい…」
「朱奈…大好きだよ…。」
「私も……。」
大人の階段を
勇樹と一緒に探っている。
キスの先にあるものが
見えだしたけど
「朱奈は受験生だからな…」
そう言って勇樹は
教科書で自分の頭を
ふざけて叩く………。
「合格したら……
先生してくれたお礼に…
もうちょっと…だけ……
いいよ。」
「ホント!?うわ~ぁ
さ…勉強しよう……」
勇樹は真面目ぶってそう言った。
そんな勇樹が
大好きだって……
たくさんたくさん
募っていく………。