禁断の恋はじめます
最終進路を決めて
私は啓吾の学校に
挑戦することにした。


ある意味
賭けのような

気の抜けない勉強を
することになるけど
自信はあった。


啓吾と同じ高校に行きたい


その思いは強くて
きっと私を頑張らせてくれる。



勇樹に会うたび
胸が痛んだ……。

だけど勇樹といると
心が安らいだ……。


勇樹とするキスも嫌いじゃない……



啓吾とのキスは熱くて
火傷しそうで……

勇樹とのキスは
まるで魔法のように
私を癒してくれた。



啓吾が一番

勇樹は二番


啓吾を受け入れるたびに
勇樹と一緒にいるのが
辛くなって

でも

悪魔な私は


勇樹といる時間も好きだった。



秘密を守るため


罪悪感で一杯になりながら
勇樹の笑顔に
何度も心を刺される。。


だから
勇樹に甘える・・・・



「朱奈…愛してるよ…」

勇樹が囁く


「私も…愛してるよ…」


勇樹を裏切ってる


この罪悪感が私への罰・・・・・。



嫌いになってくれたらいいのに



孤独でさびしがり屋の
本当の勇樹に

私からサヨナラはできないから…
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