禁断の恋はじめます
彼女が来てるんだ。
そう思うと 嫉妬心が湧きあがってくる。
でも…
そんなこと他の人に
わかったら……
おかしな兄妹だと思われるから
私は必死で嫉妬にふたをする。
暇だからジュースを買って
面会室でテレビを見た。
テレビを見ながらも
今頃何してんのかな…とか
早く会いたい
って想うだけで涙が
こみあげてきた。
笑い声………
あの声
私は面会室の影に隠れた。
何も知らずに私の横を通り過ぎた二人の
指と指がからまっていた。
キレイな細い脚……
少し茶色かかったやわらかそうな髪の毛
啓吾の肩に顔をちょこっと乗せて
悪戯っぽく口を尖らす。
そんな二人の様子に
私の心臓はえぐられたように
痛みを覚えた。
でも…でも…
私たちの秘密を守るために
こんなことくらいで
ぐらついていたら
私たちの未来はない……。
私と啓吾がこうして
人前で触れ合うことは許されない
うらやましい
そう思うしかなかった。
そう思うと 嫉妬心が湧きあがってくる。
でも…
そんなこと他の人に
わかったら……
おかしな兄妹だと思われるから
私は必死で嫉妬にふたをする。
暇だからジュースを買って
面会室でテレビを見た。
テレビを見ながらも
今頃何してんのかな…とか
早く会いたい
って想うだけで涙が
こみあげてきた。
笑い声………
あの声
私は面会室の影に隠れた。
何も知らずに私の横を通り過ぎた二人の
指と指がからまっていた。
キレイな細い脚……
少し茶色かかったやわらかそうな髪の毛
啓吾の肩に顔をちょこっと乗せて
悪戯っぽく口を尖らす。
そんな二人の様子に
私の心臓はえぐられたように
痛みを覚えた。
でも…でも…
私たちの秘密を守るために
こんなことくらいで
ぐらついていたら
私たちの未来はない……。
私と啓吾がこうして
人前で触れ合うことは許されない
うらやましい
そう思うしかなかった。