禁断の恋はじめます
私は目を閉じた。



「え?」

勇樹が慌てている。


「勇樹の好きにして……
今日はクリスマスだし……」


啓吾への嫉妬から
少しか逃げて楽になるなら…



勇樹の指が少し震えながら
私のブラウスのボタンを外して行った。



体の皮膚が全部 勇樹に支配されて
緊張感で鳥肌が立った。


ブラの上から私の胸を
包み込んだ。


私のけっこう大きいと思ってる
胸も勇樹のそれ以上大きい手に
すっぽりとおさまっている。



「寒い?鳥肌……」勇樹の声が震えてる。



「緊張してんの……。」私も震えてる。



「そっか……。」


勇樹の声もかすれている。



そしてしばらく休んでいた手が
ブラの中にスーッと入りこんで
緊張でビンビンになっている
胸の先に触れた。



「ア…」思わず出た声が
あまりに甘い声で自分でも驚いた。


両方の胸を行き気して
そのたびに私は気が遠くなる
快感に息があがった。


  このまま奪っちゃっていいよ…

そんな流れを止めたのは
勇樹だった。


胸から手を離して
ブラウスのボタンをつけはじめた。


「勇…樹…?」



「後は…とっておくよ…。
めっちゃすごいクリスマスプレゼントだった。」



そう言うとまた
甘いキスをしてくれた。
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