ホット*クリスマス




そこからは私は優人さんに、私のことを知ってもらおうと、マスターにこっそり優人さんのシフトを教えてもらい(←ストーカー?!)、なるべくこのカフェに通うようにして、


最近では普通に世間話ができるようになってきた。

優人さんは私のくだらない話にも笑顔で聞いてくれて大学の勉強の相談にも真剣に乗ってくれて…


名前の通り本当に
優しい人なんだよね〜






「おまたせ。はいホットココア。」


私が優人さんとの出会いを脳内再生していると、優人さんがホットココアを持ってきてくれた。




「あっ!ありがとうございます。」




「どうしたの?
そんなにびっくりして(笑)

あのさ、突然なんだけど
雪菜ちゃんクリスマスイブの日って暇?」




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