年上女に恋をした。





この個室には俺と水をかけられた女だけ



できるだけ関わりたくない。

早く仕事に戻らないと怒られてしまう




逃げようと思って立ち上がった瞬間



「笑っちゃうでしょ?」





喋りかけられてしまった。



『あの…大丈夫ですか?何か拭く物お持ちしてきます』


「大丈夫。優しいんだね君」



店員としての優しさですけども。





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