いじめ。―story―
てか、調子乗ってたら潰すし。
あたしより上の奴はいらない。
「それがさ~、結構ワルイヤツだって梓(アズサ)が言ってたよ?」
「マジで!?ダルッ。」
「朝陽にとって最悪なパターンだよね」
本当だよ…。
まあ、どんな奴か見てから考えるわ。
根拠ないうわさかもしれないし。
「とりあえず教室行こうよ」
教室に入ると、もうみんなはその事を知っていて騒いでた。
「うるせーな」
「黙れよみんなあ。」
すると、少し静まる教室。
今は本当にあたしの思い通り。
怖いものなんて無いね。
先輩達だってあたしに何も言えないし。