背中を押したアイツの手
「おっ、みんな騒いでるやん!!」
「おはよー真風」

来た。

コイツは真風海斗
クラスの中心にいるドアホ
あたしの…大嫌いな男

「何の話してたん??」
真風が机に座る
「水輝の笑い批評w」
「何なん、斬って悪いん?!」
あたしが言うとみんな爆笑

「勝手に斬っとけやあほッ」
真風が皮肉っぽく言う
「あんたに言われても
止まる気せんわッw
あんたには止める力があらへんねん
アホやからッ」
「んやと──!?」
真風が立ち上がると睨み合い開始─…

こんな男子との小さいケンカばっか

ま、
こ れ が 日 常 や か ら

< 3 / 13 >

この作品をシェア

pagetop