ダメ人間光ちゃんの挑戦1
「光、お前コントロール悪いな・・・。ってか左で投げるんやな~!!」

「うん。どうすれば真っすぐ行くと?」

俺がそう言うと、優也は振りかぶって投げた。

優也が投げた球はとても速く、的に当たった。

あまりにも大きな音だったので、部活のみんなが見ていた。

それから毎日、優也と投げる練習が始まった。

優也の運動神経は学年トップクラス。

俺は学年最下位・・・・。

優しく教えてくれたが、1ヶ月経っても、ちょっとコントロールがよくなっただけで、スピードもあまりなかった。

< 11 / 105 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop