貴女に捧げる夜
好きな人には輝いていてほしい



誰だってそう思っているだろう



僕も貴女にはずっとずっと素敵に輝いていてほしい



そう願う



けれど 隣にいるのが僕じゃないなら



きっと僕は幸せなんて願えない



貴女の名前を叫び続けて



きっと粉々に砕け散ってしまうだろう






貴女のいない世界は耐え難く
何の意味もない




貴女の幸せだけを純粋に願えたなら
どんなによかっただろう




それが出来たなら



僕は今…



こんなに苦しんでなんていない…





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