貴女に捧げる夜
その落ち着きは
少し物足りない気がしたけど、
クリスマスにお金があまりなくて
何も出来なかった事を
後悔していた僕は、
バイトを頑張りたかったから
彼女が何も言ってこないのは
好都合だった。




誕生日が過ぎたら、
また彼女と毎日抱き合って過ごそう。



そう思って、勉強を疎かにしながらもバイトに明け暮れた。







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