貴女に捧げる夜

バレンタインには、ケーキを焼いてあげる。



意外(?)と料理が上手な彼女の言葉を、楽しみにしていた。



学校には内緒の居酒屋でのバイト。
休みもなしに働けば10万以上にもなる。



指輪がいいかな?ピアスかな?
あ、財布欲しがってたっけ??



授業中もそんなことばかり考えて
勉強に身が入らない。



食事はどこでしよう?
ホテルでゆっくりしたいな。


昼休みの愛撫のみじゃ、
堪能出来ない。



彼女の味を思い出し、
身体は熱くなっていた。




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