貴女に捧げる夜
授業が終わり、
彼女の教室へ一度顔を出す。
バイトを初めてからの日課だ。


“もう帰ったよ??”


彼女の友達に言われて、首を傾げながら教室をあとにする。


確か、これで二度目だ。



『……』



ふと、不安が過ったがそれを打ち消してバイトへ向かった。




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