白虎連合最終章
、って解決したのはいいけれど。
「いやー、俺愛されてるっ」
「なっ…!!!」
「だーいじょうぶですって、ゆいさん以外には興味ないっす」
「あ、当たり前やん」
このニタニタ笑う龍をどうしたものか。
まるで形勢逆転。
ていうか、恥ずかしい。
昔照れて逃げた龍は何処っすか?
昔顔を赤くさせた龍は何処へ?
「ほらほら、トナカイさん運転して下さい」
「むむ、」
「やっぱりサンタがプレゼント配るべきっしょー?」
バイクを止め、ニタニタしたままの龍が私からプレゼントを奪う。
仕方なく私はそのまま前に跨って。
やっぱり卒業してから付き合うって決めといてよかった。
「事故らないで下さいよーっ」
「その時は一緒やわ」
うちには両立出来ること、出来ません!!!
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