白虎連合最終章




「学校、行けるん?」


「大丈夫っす」


「ん、なら行こか」







次の日。

あれだけ降っていた雪は止んでいた。




今までの龍なら学校休んでいたけど。

それはそれで心配やわ。








「なんかすんません」


「ん?」


「昨日、怒鳴ってしまって」


「あぁー、気にせんでいいよ」


「…はい」








バイクは学校に置いてあるままなので、今日は徒歩。

駅まで歩いて電車に乗った。




電車に乗ると、ヤンキーやギャル軍団。

それでも私と龍が乗ったことで静かになる。






まぁ今喧嘩売られたら大変なことなるし。









「龍、電車でタバコはやめとき」


「へ?」


「タバコ」


「あぁ、はい」








学校に行けば尚輝に会う。

龍がそれをどう感じているのか、そこまで私には分からないけど。






とにかく荒れへんように見守らな。









.
< 132 / 331 >

この作品をシェア

pagetop