白虎連合最終章
「学校、行けるん?」
「大丈夫っす」
「ん、なら行こか」
次の日。
あれだけ降っていた雪は止んでいた。
今までの龍なら学校休んでいたけど。
それはそれで心配やわ。
「なんかすんません」
「ん?」
「昨日、怒鳴ってしまって」
「あぁー、気にせんでいいよ」
「…はい」
バイクは学校に置いてあるままなので、今日は徒歩。
駅まで歩いて電車に乗った。
電車に乗ると、ヤンキーやギャル軍団。
それでも私と龍が乗ったことで静かになる。
まぁ今喧嘩売られたら大変なことなるし。
「龍、電車でタバコはやめとき」
「へ?」
「タバコ」
「あぁ、はい」
学校に行けば尚輝に会う。
龍がそれをどう感じているのか、そこまで私には分からないけど。
とにかく荒れへんように見守らな。
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