白虎連合最終章
とはいえ、かなり痛そう。
あんなの自分も受けてたと思うとゾッとしてしまう。
「面倒臭いことさせんなアホ犬」
「すみません」
「雄大、次お前やろ」
「はいはい」
「お願いします!!!」
そして直ぐに、倉庫内に鈍い音。
と、痛みを耐える龍の声。
「龍、大丈夫?」
「どちらかゆーたら大丈夫じゃないっす」
「やろうね、やっぱ二発続けては無理あるって」
「だって俺男っすもん」
「はいはい」
倒れ込む龍の頬には、ちゃんと冷えピタを貼っておいて。
あーあ、腫れてるよ。
歯大丈夫かいな。
さてと、
「ゆい、お前もや」
今度はうちの番。
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