白虎連合最終章




とりあえず寿の頭を一発殴っといて。

後はうちの姿で変なことをしないように、祈るのみ。




しかもバイクに座ってるから女の子と背丈変わらんのよね。

立ったら偽物って分かるのにっ。









「で、悠介」


「あはっ、バレた?」


「なんであんた止めへんねん」


「楽しそうやなーって」


「アホか!!!」







金髪トナカイはやっぱり悠介。

一瞬雄大くんかなって思ったけど。





悠介の頭も殴り、頬を膨らませ再びトナカイの頭を深く被って。

てか龍だけやん気付いてくれたん。







「ゆいさーんっ、俺はちゃんと気付きましたからねーっ」


「ありがと」


「ってか白咲、ゆいちゃんの後ろやから気付いただけちゃう?」


「実はそっくりと思ってるやろ?」


「……………」


「あれ?龍」








うん。


もう知りません。








.
< 17 / 331 >

この作品をシェア

pagetop