白虎連合最終章





「はい、これですね?」


「はい」


「ありがとうございましたーっ」







街にある若者向けのショップ。

その一つの店に入り、香水を受け取った。







龍へのプレゼント。

ライトブルーの香水。





ベタやけど、龍に似合うと思うし。

まぁ紫織に付いてきてもらったんやけどね。








「軽く時間潰そっかな」








店から出ると、以前よりクリスマス一色。

街はもう暗いからヤンキーやチャラ男が増えてるけど。






道路の脇に車を止め、爆音を流す奴。

ナンパされ、着いていく女子。

バイクで走り回る小さな族。








流石白虎連合が暴走しない日は騒がしいな。

ま、当たり前か。









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