白虎連合最終章
昔、私は荒れていた。
血が出ても。
怪我しても。
喧嘩ばかり。
相手なんてどうでもよかった。
「星、凄いなー」
一人が楽。
他人なんて興味ない。
そう思って生きてきた。
当時はそうやって生きていくと思ってた。
確かこの公園でも喧嘩したっけ。
記憶が正しければ、勝ったような気がする。
てゆか負けたことなかったな。
うち力加減とか出来ひんし。
そう、そんな時。
「おっ?ゆい?」
「お前こんなとこで何してんねん」
私は。
二人に出会った。
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