白虎連合最終章




丁度タバコを消した時に聞こえた声。

顔を上げると隊員に挨拶されている我が先輩二人組。








「あー!!!二人共おもっくそ遅刻っすよ!!!」


「だって俺等一般参加やしーっ、な?英寿」


「おー」


「はぁ?!と、とりあえずゆいさん乗って下さいっ」








帰ってきた龍に怒られても知らんふりの雄大くんと英寿くん。

早速暴走の準備が始まって。




龍の後ろに跨る。

皆バイクに乗り込む。










「ゆい、遅なって悪かったな」


「本間ですよ、でも」


「ん?」


「来てくれたから許します」









英寿くんと雄大くんも珍しくバイク。

笑顔を向けると二人も笑ってくれて。













「龍、ゴー」













旗が、上がった。












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