白虎連合最終章
どきん、と鳴った胸。
自然と赤くなる頬を隠す余裕もなくて。
龍のキラースマイル…!!!
直視出来ひん!!!
「すげーっ、俺クリスマスプレゼントとか初めてっす!!!」
「よ、よかったね」
「ちゅーか…俺ゆいさんにプレゼント買ってないっす」
「いやいや、そんなんいらんよ」
「うわー…やらかした」
さっきのテンションは何処へやら。
しっかりと香水を握りながら龍の周りには黒いオーラが纏わりついて。
プレゼントって、うちブレスレット貰ったばっかりやし。
そんなに暗くならんでも、ねぇ?
「こうやって飾り付けしてくれただけで十分やで?」
「これ後輩がやってくれたんす」
「ほ、ほらこのピザも…」
「蓮がアドバイスくれたんで」
やばい。
やばい。
「このツリー綺麗やもんねっ」
「まじっすか?!頑張ったんすよ!!!」
当たりきたー!!!
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