白虎連合最終章
カチッと音と共に、明るくなる室内。
眩しさに目を細める余裕もなくて。
「……………」
「……………」
「……………」
「……………」
目を見開き、動けないのは私だけではない。
私の上に乗る龍も固まって動かないし。
なにより、
「……し、紫織…蓮…」
「きゃあああ!!!ごめん!!!」
「ちょっ、いいとこやったのに!!!」
「いいとこちゃうやろ!!!二人とも何してんねん!!!」
何して…?
うわあああ!!!
何してんのうち等!!!
蓮の言葉に気付いてよかったけど!!!
いやいや!!!
全然よくない!!!
見られた!!!!
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