白虎連合最終章




考えても、結局答えではない。

全て推測だから。



だから、このわだかまりをスッキリさせるまでは悩むだけ。







「って、うちだけ知ってるの罪悪感やわ…」


「あ?」


「本間はうち部外者やのにー…」


「どうしてん、いきなり」


「いや、そりゃ首突っ込むのはあかんことやけど…でもなんちゅーか」


「帰ってこい」


「いたっ」







結局軽い拳骨を食らい、現実逃避終了。

そりゃ逃避したくなるっての。




けど尚輝が言うなって言うなら黙らなければいけない。

苦しむ所も見たくないし、泣く姿も見たくないもん。






ただ時間を追う事に弱気になんねんなー…。







そういうときは、









「英寿くん」


「今度はなんやねん」


「喝入れて下さい」


「はぁ?」








我が師の、闘魂を受けるのが一番。









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