My way
「あのね、純君....」
あんなにいきよいよく
きたもねのも
言葉に出来ない。
そんな自分が情けなくてか
いつの間にか涙が
流れていた。
「どうした?由衣。」
純君は優しく
私の頭を撫でてくれた。
「...純君は、どうして
私なの?どこがいいのか
分からないし、不安で...」
泣きじゃくる私を
抱き寄せて言う。
「由衣ちゃんには
いいとこたくさんあるよ。」
「そんな...」
「優しいとこでしょ
心が綺麗なとこでしょ
それに可愛いとことか。」
「どこが可愛いのよ。」
1つ1つ指で数えながら
言ってる純君のが可愛いよ。
「んー、顔もだけど
...行動かな?なんか
俺の心を掴む可愛さ。」
そうやって真面目に話す
純君に笑顔が溢れた。