My way
「よかった
笑ってくれて。」
「ごめんね。」
私いつの間にか
人を信じれなくなってた。
今まで言わなかったけどね
私、友達少ないんだ。
優香が友達とすれ違うとき
いつも話してる見て
羨ましかった。
でも、話かけるなんて
出来ないし、逆に話かけて
くれる人も怖くてムリ。
でも、純君は何でか大丈夫。
私、好き嫌いが激しいの?
「許さないからね。」
「ごめん。」
「黙ってた罰に
俺のこと今度から純ね。」
「そんな...」
恥ずかしいじゃん。
「寂しかったんだ。
ずっと純君だったから。」
「ほら、呼んでみて。」
「えっ。じゅ、純。」
「よし。」
そう言って私の頭を
優しく撫でる。
そんな仕草に私は胸が
苦しくなって壊れる
んじゃないかと思った。