幸せのカタチ
どーしたの?今日って仕事じゃないの?」




そう聞くと、敦之は少し笑う。



敦之は笑うと眉毛が少し下がって、手で耳をかく。




あたしはその仕草が大好きなんだ。



でも

もぅきゅんきゅんしちゃダメなんだっけ。。






「今日は休みだぜ?っていうか、俺んち誰もいなくてさー。穂香、今飯食ってんだろ?俺にもちょうだいっ」


「残念でしたぁー。もう食べ終わったよ?」

「えー・・・じゃぁ、なんか作ってよ。」




え、あたし敦之のご飯作れるの?




なんか新婚みたいじゃん。






顔がニヤけそうになるのを必死で隠そうとして、わざと違う方向を向いてみる。



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