幸せのカタチ
あたしは賭けに出た。

「うん。いいよ。」

「えっ??」

「付き合う。」

返事をしたら翔はすごくうれしそうにしてくれた。

あたしがOKした理由を知らないからだね…

目の前で大喜びしてる翔を見てると半端ない罪悪感に襲われる。

ごめんね、翔。

あたし、純粋に翔を想ってOKしたわけじゃないんだ。



・・・・・・ずっとずっと忘れられない『あの人』を忘れたくてOKしたの。


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