気付いてよ
第五章 Side:K
好きな人と他人との幸せを願えるほど
私は大人じゃなくて
何度も無邪気に好きって言えるほど
子供でもなくて
好き過ぎてどうしようもなくて
いつの間にか諦めることなんて出来なくなってた
どんなに傷ついたとしても
どんなに年を取っても
何人恋人が出来たとしても
これだけは言える
貴方は今までもこれからも
一生私の特別な人