チケット
ついたらアルマさんが待っていた

『よっ!』


「どーも」


『3つめお疲れ様』


「…」


『あなたはこの短期間に殴られ友達を失い心がダメになりかけてる』
『どんな感じ?』


「死にたい…」


『えっ?』


「死にたい」


『死ねないよ?あんたは小心者死ぬことなんか絶対できない』


何もいい返せなかった…


『とりあえずさっチケット使ったら?』


『3つ終わったんだから…ねっ?』


「嘘だっ!まだあるはずだ!」


嘘だって言ったのには核心があった俺は昔から嘘ついてる人間がわかったからだ…


『どーして?』


「なんかわかんないけど昔から嘘ついてる奴見るとわかっちゃうんだよ」
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