海の空
「え?そんなの
知らないよ」

『そーだよな…
俺さ…』

「なに?」

『いや、なんでもない…』
「?」

『ま、
俺そろそろ帰るわ』

「う、うん…」


アタシは
それ以上なにも
聞けなかった…

だって
いつも
明るい宮城が
まさかあんな
せつない顔するだなんて…
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