LOVE☆CHAIN〜ソノ鎖デツナイデ〜《俺様王子×純情DOLL》完
それどころか……その手を
グッと引いてあたしの体を
ソファに押さえつけ、
自分はその上にのしかかる
ような体勢になった。





「やっ………!

やだ、やめてっ――…!」





背筋に氷が投げ込まれた
みたいに一気に体が冷たくなる。





(ウソ……ウソだ、
こんなの……!)





この状況でも、“まさか
そんなこと”って必死で
考えないようにしてたのに。





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