LOVE☆CHAIN〜ｿﾉ鎖ﾃﾞﾂﾅｲﾃﾞ〜《俺様王子×純情DOLL》完

アイツが求めるものを、
オレはアイツに与える
ことができない。





それが、隔たりだ。





身分や境遇なんて
関係なく、ただそれが――…。





｢ここから降りる方法が
わかればな……｣





無意識のうちに声に出て
しまい、オレはハッとした。




すぐ傍にくるみがいるのを
思い出したからだ。





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