LOVE☆CHAIN〜ソノ鎖デツナイデ〜《俺様王子×純情DOLL》完
コクン、と。





あたしは小さく頷いて、
もう一度震える声で
『ゴメンナサイ』って謝る。





「マジかよ……。

まったく、調子が狂うな……」





恭夜はため息混じりに
つぶやいて、服についた
絨毯の毛をパンパンと払った。





そして、今度はもう
あたしの隣じゃなく、
元いた向かいのソファーに
戻ると、





「もういい。座れ」





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