ショートケーキ
「あの・・・俺、あなたになんかしましたか???」

したともさ!!

っつっても、コイツにはあの出来事の記憶はないワケで・・・。

「なんにもしてないけど。」

と言ったほうがいろいろとメンド-なコトを免れそうな気がする。

「そうですか。
では、失礼しました。朝食の時間になりましたら、またお呼びいたします。」

「はいはい。」

夏の朝は早いもんで・・・。

窓からはまぶしい光が差し込んでいる。

「こんな明るい時間に寝れるか!!」

目を充血させながらそう叫んだ・・・。
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