あなたへ

好き……ねぇ…?


少し
ボーっとしていたら
春斗の声が聞こえた。

「凜…いる?」

ちなみに
春斗は隣のクラス。

「りん!春斗が読んでる〜」
「あ、はい!今行く!」

にこにこと
昨日と変わらない
笑顔の春斗がいた。

「今から屋上行かない?」

「うん、いーよー」


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