あなたへ


鈍感だから
中々気づいてくれない。

ただの
幼なじみとしか
見てもらえない。


こんな寂しさに
いつも
悩まされてしまう。



「明日、依梨、誕生日だよな?」

「え?あ…うん」

ヤツは
ニカっと笑って

「じゃあお祝いに駅前のケーキ奢ってやるよ!」

「ま、まじで?」

「うん」


神様…

私は今幸せ過ぎます。



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