SICK&TIRED
息を整えながら、あみは制服もササッと整えた
そしてアタシの方を見るとニコッと笑う
「そのワンピかわいいね、アタシもそんなの欲しいな」
アタシは自分の服に視線を落とした
「さて……」
あみの前置きの言葉をきっかけに、若い子向けのショップには片っ端から入って行った
1時間半ほどするとさすがに疲れてくる
スワロフスキーのアクセサリーショップがキラキラと輝いていて、アタシとあみは吸い込まれるように入っていった
うっとりとしたあみの声
「キレイだね」
「うん…アタシ、昨日ネックレスなくしちゃってさ…欲しいな」
「そうなの??どれ?どれが欲しい??」
「え?」