SICK&TIRED


息を整えながら、あみは制服もササッと整えた


そしてアタシの方を見るとニコッと笑う


「そのワンピかわいいね、アタシもそんなの欲しいな」


アタシは自分の服に視線を落とした


「さて……」


あみの前置きの言葉をきっかけに、若い子向けのショップには片っ端から入って行った

1時間半ほどするとさすがに疲れてくる


スワロフスキーのアクセサリーショップがキラキラと輝いていて、アタシとあみは吸い込まれるように入っていった


うっとりとしたあみの声

「キレイだね」

「うん…アタシ、昨日ネックレスなくしちゃってさ…欲しいな」

「そうなの??どれ?どれが欲しい??」




「え?」




< 104 / 210 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop