SICK&TIRED
あみはまたアタシの顔を見つめてホットレモンティーを片手に言った
「その、さきちゃんがたまに見せる目の奥の光が好き」
目の奥の光???
「さきちゃんは、アタシのおねえちゃんだよ?
強くないわけがないんだから…
まあ……
アタシの方がずいぶんと顔がかわいいけど」
……しばらく考え込む
「最後の一言余計じゃない?」
「反応おそ……
頭の回転もアタシの方が早い」
店内にアタシ達の笑い声が響いた
「さ、帰ろう、今日はおうちで誕生日パーティ」
あみが立ち上がった