鈍感あのコin男子校ッ?!

『浅岡 唯奈さん!』




「あ、あたしっ?!?!?!」



 皆の目が一斉にあたしに集まった。





『それでは、2-Aの代表者2名とMVPの浅岡さん、壇上に上がってください』






「…嘘、でしょ…?」


「ゆいゆいっ
 いってらっしゃぃ♪」


「いやっ…
 無理ですって!」



 無理無理無無理無理!




 あんな目立つところ…




「じゃぁ僕が連れてくねっ♪」




「ちょっ…翔!」



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