鈍感あのコin男子校ッ?!


「あたし、病気の進行が早かったみたいでね?
 もう入院しないと危ない状況だったの。

 ・・・そして、手術の話もあがった。

 
 不安なあたしを支えてくれたのは、龍と蓮なんだよ」



「そっか・・・」




 龍は、今もずっと変わらない優しさをもってるんだね・・・




「ありがとう、柚チャン。

 龍のことたくさん分かって嬉しかった」


「うん!
 あたしはもう帰らなきゃ」


「うん、また話せる?」


「もちろん♪」



 

 柚チャンは帰っていった。





「唯?」


「龍」


「話、終わったんだろ?」


「うん」


「戻るぞ」


「うん」



 
 やっぱりあたしは、龍が好きだ・・・


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