鈍感あのコin男子校ッ?!

「チッ、気分悪ぃ。」

「フン、調子乗って唯を自分だけ独占しようとするからや!」

「黙れ」


 
 もう~、女の子も大変だけど男の子も十分大変!



「ゆいゆい~♪」

「ぎゃっ」



 はぁ~…。



「翔、いきなり飛びつくのはやめようよ…」

「え~っ、嫌なの?」


 ウルッウルの上目遣いの翔クン。




 くはっ!



「いっ、嫌ではっ…


 ないっ、ですけども…」

「じゃっ、いいよね?」



 うん…って!



「いやっ、違う違う!」

「ん?何?」



 何?って…





 あたしもう、こんなところで生きていけない…(泣)




 大変すぎだよぉおおお~…
< 59 / 377 >

この作品をシェア

pagetop