鈍感あのコin男子校ッ?!

「んじゃ、俺行くわ」

 
 そぅ言って龍が席を立つ。


「おぃっ、龍!

 お前逃げるつもりかぁ?!」


 龍は立ち止まる。


 やべ、癪に障ったか?






「唯、今1人だろ?

 今休み時間は一番危ねぇんだよ、
 それぐらい分かれ、馬鹿」


 おぉっ、流石龍や!


 って!!



「馬鹿は余計じゃいっ!」

「あーうるせ」



 それだけ言い残して龍はクールに立ち去った。



 気に食わん奴やなぁ…
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